
メイクを始めたばかりの頃は、「ちゃんとしなきゃ」という気持ちが先に立ちがちです
失敗したくない
変に見られたくない
だからこそ、知らないうちに思い込みを抱えてしまいます
でもメイクが難しく感じる原因は、技術よりも考え方にあることが多いのです
思い込み①
最初から完璧に仕上げなければいけない
メイクは、一度で完成させるもの
そう思っていませんか
実際は、少し足して、引いて、直して
その繰り返しで成り立っています
最初から完璧を目指すほど、手が止まり楽しむ余裕がなくなってしまいます
うまくいかなくてもそれは失敗ではなく、「途中段階」なだけです
思い込み②
メイクは道具が揃ってから
ブラシ、スポンジ、専用のアイテムがないとちゃんとしたメイクはできない
そんなふうに感じる人も多いですが、最初からすべて揃える必要はありません
大切なのは今あるもので、どう見せたいかを考えること
道具は慣れてから少しずつ増やしても遅くありません
思い込み③
濃い=上手
発色がはっきりしているほど、メイクが上手に見える
そう思ってしまうこともあります
けれど、濃さは技術の代わりにはなりません
むしろ初心者ほど薄く、少なく、丁寧に
それだけで、仕上がりはぐっと洗練されます
思い込み④
正解はひとつしかない
「このやり方が正しい」
「こうしないとダメ」
情報が多い今、正解を探しすぎてしまう人は少なくありません
でも顔立ちも肌質も、ひとりひとり違います
誰かの正解が、自分の正解とは限らない
この感覚を持てるようになると、メイクは少し楽になります
思い込み⑤
メイクは隠すためのもの
ニキビ、毛穴、左右差…
気になる部分をすべて消さなければいけない
そう思うほど、メイクは重くなりがちです
メイクは隠す作業ではなく、整えて見せるためのもの
全部を消さなくても、清潔感や雰囲気は十分に伝わります
思い込み⑥
上手な人と比べなければいけない
SNSで見る、完成度の高いメイク
見比べるほど、自分が下手に思えてしまうこともあります
でも比べる相手は、昨日の自分で十分です
少し慣れた
少し迷わなくなった
それだけでも、立派な成長です
メイクは「慣れ」でできている
最初から器用な人はいません
上手に見える人も、たくさん失敗してきただけ
思い込みをひとつ手放すだけで、手元は不思議と安定します
さいごに
「ちゃんとしなきゃ」を手放したとき、メイクはぐっと身近になります
上手くなろうとしなくていい
まずは、嫌いにならないこと
それが、いちばん大切な第一歩です